こんにちは。数学カフェ主催の根上です。
今週の活動サマリーです。
平日:もくもく会 のべ63人ご参加
先週の39人から一気に増えて、今週はのべ63人のご参加がありました。
なんとケニアから参加される方も。オンラインの良さが生かされ始めていることを実感します。その他、「苦手だった数学を学ぶ背中を押してもらえた」という嬉しいご感想もありました。
さらに、企業の研究所に勤めながら純粋数学の研究もバリバリされている方からは、数学カフェのもくもく会はなぜか集中できるので記事の執筆が進みました、という声も。嬉しいですねぇ。毎日少しずつでも積み重ねると大きいですし、みんなで背中を押し合いながら進められる場所になると良いなと思います。。
自主セミナーはお休みしました
今週の自主セミナーは私の体調不良によりお休みをさせて頂きました。数学カフェの目指すものでも少し触れているのですが、主催者は体調不良とも戦いつつ無理のない運営をさせていただいています。今週は体調が思わしくなく、お休みをさせて頂きました。ご協力頂き心より感謝申し上げます。その代わり、寝っころがっていてもできること(マーケット・リサーチや各種発信)を行いました。
私自身の体調不良との戦いも、様々な人が数学を学ぶハードルを下げるための方法の開発に活かしたいです。
運営について
3月7日に第33回数学カフェを実施することになりました。また、その予習会の企画も公開しました。今回は「カメラと代数幾何学」をテーマに高次元の可視化についてお話して頂きます。
新しいコミュニケーションツールが生まれると新しい交流の形が生まれるように、新しい図形の可視化技術が生まれるとまた新しい数学が生み出される可能性があります。
今回は、その図形の可視化技術を通じて数学(そしてその周辺領域)の発展に貢献しようとする数学者の方のお話を伺います。よろしければご参加下さいませ。
第33回数学カフェのご案内
第33回数学カフェ予習会のご案内
そして、上に書いた新しいコミュニケーションツール、といえば clubhouse という新しい SNS を通じて、高校の教員の方々や子どもたちに英語教育をされている方などと繋がり意見交換をすることができました。
高校先生方の奮闘ぶりや、新しい技術を導入するハードルなどを詳しく伺えて大変参考になりましたし、私達数学カフェのような民間の団体が貢献するために押さえておくべき点も明らかになりました。
また、身近な算数教育のほんのすぐ隣に、今の最先端の数学・応用数学が隠れていることにも気づきました。研究者や大学院生がこうした小学生の教育にも接点を持つことができれば、子どもたちにも数学の強さを実感してもらえて、算数・数学の学習に意欲を持ってもらえるかなぁと期待します。このようなつながりを大切にしたいですね。
さて今週の記事更新(先週日曜日も含みますが):
参加者のご感想(USHIHARA様)
第33回数学カフェのご案内
第33回数学カフェ予習会のご案内
来週の数学カフェは
平日夜19時半から22時のもくもく会と
土曜日13時から16時のルベーグ積分入門(伊藤)
日曜日13時から19時の線型代数学(佐武)の予定です。
土曜日・日曜日の自主セミナーは著作物である課題図書の購入をお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。