概要
【第九回数学カフェ】【コンピューター将棋】【トポロジカル・インデックス】
- 12月6日(日)13:00−16:00(開場は12:30からです)
- 場所:東大駒場キャンパス
会場費とお茶菓子代:2000円(多めに頂戴して、後ほどキャッシュバックします。)
講師(五十音順)はお二方です.
- 小谷善行先生(コンピューター将棋)
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_1016.html - 細矢治夫先生(トポロジカルインデックス)
https://en.wikipedia.org/wiki/Haruo_Hosoya
ぜひご参加くださいませ!
参考図書:
コンピュータが将棋を制する日:1.コンピュータ将棋の歴史的瞬間:プロ棋士に角落ちで勝利-ついにプロの強さが射程範囲に-
会誌「情報処理, Vol.4, No.7, (2005)
トポロジカル・インデックス —フィボナッチ数からピタゴラスの三角形までをつなぐ新しい数学— 細矢治夫 著,日本評論社,2012 年
その書評 近畿大学理工学部 山下 登茂紀
https://mathsoc.jp/publication/tushin/2004/2004yamashita.pdf
活動報告
【第九回数学カフェ】【コンピューター将棋とトポロジカルインデックス】
今回は25名を越える多くの方にご参加頂きました!
本日は、大先生二名、小谷先生、細矢先生に講演していただきました。
- 小谷先生はコンピューターとプロ棋士の実力を「レーティング」という数値に換算して解析したとして最近NHKにも取材されています。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/229640.html - 細矢先生はトポロジカルインデックスの提唱者であり、お茶の水女子大学名誉教授で瑞宝中綬章受章されています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Haruo_Hosoya
小谷先生からは、コンピューター将棋の歴史に始まりアルゴリズムについてとても丁寧にお話をしていただきました。
アルゴリズムについて学ぶことで人の考え方の特徴とコンピューターの考え方の特徴との違いが(おぼろげながら)わかってきました。
既にコンピューターはプロ棋士よりも強いと言われていますがコンピューターの特徴を理解し対策を立てて戦っていく時代になっているとのことでした。
細矢先生からはユーモアを交えて、ご研究内容に加えて秋山仁さん(+由美かおるさん!)はじめ国際的な研究者の交流の様子やあるいはご自身の研究生活についてとても詳しくお話をいただきました。
特に新しい分野を切り拓いてこられた際の困難の話は、とても胸を打つものでした。
『今は斬新なアイデアが受け入れられやすい時代。ぜひ新しいことに挑戦して欲しい!』などなど若い人たちへのエールも多数いただき、とても素晴らしい時間となりました。
今回とても貴重な機会だったと感じています。
ぜひこれからも学びを深めていきたいです^^
次回は1月開催予定で、数学史、和算・・・などが候補に挙がってます。
ご興味ありましたらぜひお越しくださいませ。